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クリケットの試合ルールと南アジアで国家スポーツに成長した理由

公開日:2016-09-13

クリケット

クリケットとは、野球の原型になったと言われる英国発祥のスポーツです。オヴァールと呼ばれるフィールド上で、1チーム11名の2チームで競技が行われます。

インドなど南アジアの諸国では最も人気のあるスポーツであり、その競技人口はサッカーに次ぐ世界第3位と言われています。

日本では馴染みがありませんが、クリケットの一大イベント『ICCワールドカップ』は視聴者が数億人に上ります。

インド代表の主将を務めるマヘンドラ・シン・ドーニ選手は、年収約25億円を稼ぎ、2011年のスポーツ選手長者番付で31位になりました。

そんなクリケットの基本的なルールを知って、より身近に感じてみましょう。また、南アジアに強豪国が集まっているのにも明確な理由がありました。

クリケットの試合ルール

ルール

まず両チームのキャプテンがコイントスで先攻・後攻を決めます。攻撃と守りは1回ずつなので、9回まで攻防が続く野球とは異なります。

ボウラー(=ピッチャー)はボールをワンバンドさせて投球しながら、バッツマン(=バッター)が打ちにくいように工夫をします。

キャッチャーボジションにあるウィケットと呼ばれる棒が倒れるとアウト(ボウルド)になるので、バッツマンは倒れないようにボールを打ちます。

クリケットにはファールの概念がありません。360度いずれかのフィールダー(=守備選手)がいない場所に打つことが大切です。

フィールダーに捕球されたらアウト(コウト)になりますし、逆にバウンダリーという境界線をゴロで越えると4点(フォー)、バウンドせずに飛球で越えると6点(シックス)が入ります。ウィケットを倒されなければ、何度空振りしても構いません。

バウンダリーを越えなくても、打った後フィールドを走って守備が返球をウィケットに当てる前にクリースという位置まで来れたら1点往復できたら2点が追加されます。

但しクリースにたどり着く前に、ウィケットに当てられた場合はアウト(ランアウト)になります。

以上がクリケットの基本的な試合ルールです。やってみると意外とシンプルで、簡単に理解できると思います。テレビや動画で確認してみてもいいですね。

南アジア諸国がクリケット強豪国になった理由

様々な国旗

南アジア諸国にクリケットが広まったのは、以前に英国の植民地だったからです。

クリケットはイングランドの国技で、多くの観客を魅了し、賭けの対象でもありました。その後、イングランドは数多くの植民地を作り、その一つが南アジア諸国でした。

当時、インドはイングランドとの関係に考慮して、クリケットに対して多くの投資をしました。

しかし、インドが強くなったのはそれだけではありません。政治とは関係なく、インド人がクリケットを愛していたためです。

インドの人々がクリケットを愛しているのは、生活のリズムと合っていたからだと言われています。

かつてのクリケットは、勝敗が決まるまで終わらない「テストマッチ」で行われていました。12日戦って、それでもインド人の選手は「あと30分あれば勝っていたのに」と言ったといいます。

今では南アジアの諸国チームが、世界を引っ張る存在に成長しています。

南アジアを旅行したらクリケットに触れてみよう

クリケット

南アジアの国々を歩いていると、原っぱでクリケットを楽しむ人たちを見ることができます。クリケットはどこでもできて、子どもから大人まで、みんなが一緒になってプレイできるのも魅力的です。

特に平野部では、平らな地面が多いので、簡単にフィールドを作ることができます。

高校や大学の昼休みに、クリケットを楽しんでいる生徒がいるようですね。休憩時間の会話にも、よくクリケットの選手や試合の話題が出てきます。日本人の学生が野球にのめり込むのと似ています。

是非、インドやスリランカなど南アジアを旅行した際は、クリケットに触れてみてください。日本では感じられない新たな楽しみや触れ合いに出会えるはずです。

現地の人たちと、仲良くなる第一歩になるかもしれません。

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